江戸後期京都画壇田中日華横物黄金大判巳成金肉筆箱入天保十一年四条派岡本豊彦門人平安人物志

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商品の説明

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◆作者：田中日華◆作品：十両大判金図横物◆材質：紙本着色(真筆作品)◆款記：「庚子秋巳成(※金)/日華冩」◆印章：「日華」朱文印◆内容：「拾両後藤(花押)」◆制作年：天保11年(1840)◆寸法：本紙34.8×51.0cm 総丈125.7×53.2cm◆付属品：合わせ箱(箱の文字と作品は無関係です)◆状態：やや汚れ箇所あり。やや折れ皺箇所あり。
※巳成金(みなるかね)は陰暦で十二支の「巳(み)」と十二直の「成(なる)」と五行の「金」が重なる日を「実のなる金」の意味に解釈して、その日に金銀銭米などを紙に包み封じて置くと富むという俗習。天保11年秋の巳成金の日は8月24日。
【田中日華(たなか・じっか)】生年不詳～弘化2年(？－1845)名・日華、字・伯暉、号・月渚/九峰堂。四条派の岡本豊彦(1773－1845)の高弟。繊細な画風の花鳥画を描く。東本願寺文政度再建で小宸殿・白書院の杉戸などを担当。天保5年(1834)興正寺の新たに造営された客殿障壁画を一手に引き受けた。師の豊彦亡き後、一門の中心となるべき地位にあったが、師と同年に没し、弟弟子の塩川文麟が一門を率いることとなった。文政五年(1822)版/文政十三年(1830)版/天保九年(1838)版『平安人物志』に載録。住所は堺町四条北。
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